2010年6月28日月曜日

HOUSEGROW 8周年、セオ パリシュの事。




サッカーの話題はほどほどに、来月7月23日に開催されるHOUSEGROW8周年のアニバーサリーパーティーのゲストに迎えるデトロイトのセオパリシュの事について書きたいと思います。

以前にも書いた事がありますけど、僕がセオの名前を知った13年前、僕のまわりのデトロイトテクノやジャズの愛聴者が何かある度に「セオパリシュ、ムーディマン」と言っていて、彼らの楽曲を聴いてみて、「こんなもっさりしたハウスどこがいいんだ」と思っていて、当時は彼らの良さは正直わからなかったんです。

デトロイトはデトロイトテクノって勝手に自分で決めてたとこがあって、INNER CITYのケビンサンダーソン、デリックメイ、ホアンアトキンス、その三人が僕の中でデトロイトを代表するDJ、アーティストでした。

それからしばらく経ってジェフミルズを知り、ウエストバムをはじめとするのドイツのテクノDJに自分の知識が繋がり、広がっていきました。

だからセオやムーディマンは名前を知っていただけで、僕の中ではずっと置き忘れてしまっていたDJ、アーティストと言っていいかもしれません。

個人的にはここ5、6年の間で「セオのDJ良かった!」と聞く事が多く、東京のイエローでも2005年だったと思いますけど、その年のパーティーの動員人数も含めて、ナンバー1パーティーだったと聞いています。

今ではロンドンでもレギュラーパーティーをもち、昨年11月のHOUSEGROWでもこれでもかと言うくらいに盛り上げた天才フランソワがニューヨークでのレジデントパーティー「DEEP SPACE」の7周年パーティーのゲストにも迎えられたセオパリシュ。

セオのプロモーターの萩原氏も僕らがパーティーをしているマイノリティで「セオのDJの雰囲気はマイノリティに絶対合います!」と言うくらいに太鼓判を押しています。

そんなセオのDJを聞く機会が昨年あったんですけど、その時はそこまでセオの良さが正直わからなかった。だからもう一度自分達のパーティーで彼のDJの良さ、雰囲気を確かめてみたいと純粋に思ったんです。

彼が運営するレーベル、サウンドシグネイチャーからリリースされてきた楽曲はチープな部分もありながら、味があります。もっといろいろ書きたいと思っているけど僕自身、正直セオの事は細部まで語れない、だからこそ、今回のゲストのセオがどんなDJプレイをするかとても楽しみなんです。
(KENJEE)